マスコミやテレビ報道はあまりされていませんが、性同一性障害者gidの就労問題は深刻化しつつあると思います。なぜなら性同一性障害者といっても、性転換手術を受けている人は少数に過ぎず、ほとんどは衣料で自分を表現するに留まっているからです。

そもそも性同一性障害者gidとは自分の生まれながらに備わった性別と自分の内面の性別に違いのある人のことを指します。会社にとって理解がないと、このような少数者を職場に受け入れるのは容易ではありません。

一番の問題はトイレと更衣室の問題が一番の就労問題となります。たとえば、自分の生まれながらの性別は男性にもかかわらず、内面が女性の場合、お手洗いをどちらに使用させるかということになります。

男性用を使用させれば、身だしなみが女性ですから周囲やトイレをたまたま使用しにきた来訪者が奇怪な目を向けることになります。また本人にも抵抗があるかもしれません。

同様に、更衣室の問題が発生します、「性同一性障害者だから」ということで、性別が男性のMTFと職場の女性が一緒に更衣室に入ることに抵抗のある女性社員も予想されます。

このように、性同一性障害者gidを職場に受け入れるに当たってはまだ超えなければならない職場の決め事が数多くあるのです。その結果、様々な差別など就労問題に発展しているケースがあるのです。