心と体の性別が違ったり違和感がある、いわゆる性同一性障害gidという症状があります。
違和感を感じながらも自分の中で折り合いがつかず、性別の間で葛藤をしまうケースも珍しくはないのです。

性同一性障害gidの人たちが学校生活を送るというのは思っている以上にハードルが高いものです。
まずみんなから認識されている性別と実際の心の性別が違うことにより、本当の自分を内に秘めなければならないことも多いです。

そうでなければ学校生活をしていく上でいじめにあったり、仲間はずれにされたり、というリスクを抱えてしまうことにもなりますので、じっと我慢をしている方もいらっしゃるのです。

当事者からすればそんな学校生活はとても厳しく、辛いものです。1人でも身近に理解者がいればまだいいのですが、必ずしも味方がいるとは限りません。そういった場合、1人で悩みがちなものですが、まずは相談できる人を見つけることが重要なのです。

そして、本当の自分を見せられる環境を手に入れるためにどのように行動をしていくか、ということも大切です。ですから、まずは身近に相談できる人を作り、家族に対しても理解をしてもえるように根気よく話し合っていくことが、理解を深めるきっかけになります。