文部科学省は、LGBTとされる小中高の児童生徒へのきめ細かな対応を求める通知を全国の教育委員会などに求めています。(2015年4月30日)
LGBTへの通知の骨子
・学校内外にサポートチームを作り対応する
・学校の支援は、医療機関や保護者との連携して進める
・画一的でなく、一人ひとりの状況に応じた取り組みを進める
・性的マイノリティーとされる児童生徒の悩みや不安も同様に受け止める
LGBTへの学校の配慮事例
服装…自認する性別の制服や体操着の着用を認める
髪型…戸籍上男性生徒(MTF)には、標準より長い髪形を認める
トイレ…職員トイレや多目的トイレの利用を認める
呼称の工夫…通知表などを児童生徒が希望する呼称で記す
授業…体育で別のメニューを設定する
水泳…戸籍上男性生徒(MTF)には、上半身が隠れる水着の着用を認める
修学旅行…1人部屋の使用を認める。入浴時間をづらす
※残念ながら、私立学校では、このような配慮は認めないところも少なくないようです。