DSM-4では、性別の分類に関して、男性か女性かの二分法で記述されていましたが、新しいDSM-5では、反対の性別または、指定された性別とは異なる性別となりました。

反対の性別以外の性別も想定されることになったのです。実際には、「自分が男性でもなく女性でもない」、「自分は第3の性」「男でもなく、女でもない性だ」など、多様化でもOKなのです。

以前は、男性か女性の性別しか想定していなかったため、このような人たちの診断が難しかったのです。DSM-5では、男性、女性以外のさまざまな性別の人たちも含まれ性の多様化に対応しています。