性同一性障害gidとは、心と体が一致せずに生まれてきた第三の性とも呼ばれています。昨今では、ニューハーフといった言葉が生まれてきていますが、正式名称は性同一性障害gidです。
心と体が一致しないため、日常生活を送るには困難がつきまといます。たとえば、学校生活ではトイレが男女別になっていますので、自分の心と違う性別のトイレに入らなくてはいけません。
MTFのケースでは、体は男でも心は女の方は、女性トイレに入りたくても入れないのが現状です。また、服装に関しても、心は女でも体は立派な男になっているためスカートをはいていると、変な目で見られてしまいます。
近頃はテレビの影響もあり、それなりに認知されてきた存在ではありますが、批判の目もあるため、まだまだ理解には遠いかもしれません。
日常生活で苦労が絶えない場合は、仕事をしていても同じことで、職場には体と合った性の恰好で通勤し、家に帰ってからや休みの日などは心の性で服を着替えるといった方は大勢います。
欧米では比較的、性別を簡単に手術を行えますが、日本ではまだ認知度が低く、まずはカウンセリングを繰り返してから手術に挑みます。性別適合手術(SRS)をした後は、戸籍を変更することも可能になっていますので、まずはカウンセリングが初めの一歩です。