誰にでも色々な悩みはあるものです。心と体の変化について悩むことは、思春期の時期なら誰でもあります。しかし、一定数の割合で女性だけど女性が好き、男性だけど男性が好きと感じている方もいます。

好きという気持ちが恋愛対象として見ているなら、性同一性障害(GID)の可能性が高いです。性同一性障害(GID)の方は、性別違和感を以前から感じていることがあります。例えば、部屋や服など身に付けるものについても異性のものに揃えたいと思ったり憧れを持っています。

好きになって目で追ってしまう人も同性だったりすることが多いです。性別違和感を感じ始める時期は人それぞれですが、小さい頃から感じている方もいます。このような症状が自分にあるとしたら、病気ではないので焦らないでほしいです。

しかし、両親に伝えるのは怖いと思う方もいます。大切な人に受け入れてもらえるのか心配になることもあります。テレビや雑誌で活躍している方でも、性同一性障害の方が多いので恥ずかしいことではありません。

自分の個性を生かし、素晴らしい職業に就いている方も多いので大丈夫です。もし、誰かに話したいと感じるなら、GID専門の医師またはジェンダークリニックに相談をしてみましょう。